先日、クロネコ屋さんがこんなことをツイートしていました。
コツコツまじめにサイト作れないなら、不まじめに作ればいい
感情煽って購買意欲を刺激して、まじめに読まない層に突き刺さるサイトを作ればいい。
ビジネスは結果が全て。どんなアプローチだろうと購買まで押し込めば良いんだから、苦手なフィールドで戦うな。
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年6月19日
例えば、資産運用の解説サイト。
まじめなサイトなら「資産運用はコツコツ積立」「手数料の解説」とかがコンテンツになる。
不まじめなサイトは「ローリスクでセミリタイアしたいなら資産運用」とか「真の不労所得を作る方法」とか煽ったタイトルで釣る
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年6月19日
ぐうの音も出ないほどの正論なんですよねー。
でも私はこの考えには反対なんです。ビジネスは結果が全て、なんて言っちゃたら「適当なこと言ってもも、売れたらOK」てな思想に行き着くと思っているからです。
DeNAのWELQ問題がこれと近いなーと私は思っています。低賃金でアウトソーシングで記事集めまくって、SEOを高めて広告収入を得るという方法。
WELQはなくなっちゃいましたが、相当な利益出してましたよね。他の企業も同じようなプラットフォームを作ってましたし、儲かるビジネスモデルだったんですよね。
誰もが情報発信できる時代。だからこそ、できる限り真面目に作っていくのがいいんじゃないかなーと思います。
でも結局、強い人が結果をガンガン出していくんですよね。科学的根拠が薄いサプリでもゴリゴリに紹介していく人が強いんです。
人々は正しい情報を求めていません。刺激ある情報を求めています。
例えば、
「健康のために野菜を食べよう!」より「野菜を食べなくなった私が健康になった理由」というタイトルの方がクリックされやすいんです。
でも、経済合理性に傾きすぎると、やばいサイトになっちゃうんですなー。難しいところです。
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