このページでは“個人でお金を稼ぐ”ということについて、私なりの考えを書いていきます。
人生においてラッキーだったなぁと思うことがありまして、それは大学時代に「バイトってめんどくさいなぁ」と思ったことです。私の友達は「お金を稼ぐならバイトでしょ!」みたいな思考でした。でも私はそこに疑問を持つことができたのです。
今考えたらこれはラッキーとしか言いようがありません。友達の考えの方が普通ですからね。
その頃は、『せどり』や『ブログで稼ぐ』や『アフィリエイトで稼ぐ』というのはまだまだ認知されていませんでした。当然ながらユーチューバーもいません。
私が大学3年生・4年生あたりでようやくiPhoneが広がり始めました。つまり『普通の人がようやくインターネットを使って情報収集するようになった』と言うことです。
幸運にも私はバイトで稼ぐということの不毛さに気がつき、ネットで色々検索しているうちに「あれ?個人で稼げる土台が今まさに築かれていってるんじゃね?」という時代の流れを早くからつかむことができました。
そこからサイトなりを作成するようになっていったのです。(パソコンなどの情報には疎かったのですけども^^;)
それでは、“個人でお金を稼ぐ”ということについてダラダラと書いていきます!お付き合いいただければ!

自分語りってやつ?

まぁそうなるね^^;自分と似たような生き方をしている人の参考になるかと。
バイトはお金を稼げるけど、お金を稼ぐ能力は身につかない
私の大学1年生から周りの大学生と同じようにバイトを始めました。そして周りの人と同じようにバイトの時給が50円高いとか低いとかで議論をしたり、あのバイトは簡単だ、あのバイトはきついとかを話していました。
それが当たり前だと思っていました。
しかしバイトを2年くらい続けると「あれ?今やってるバイトを続けて身に付く能力ってあるのだろうか?」と疑問を持つようになりました。3ヶ月もすればバイトで身に付ける能力はほとんどマスターできます。
それ以降に覚えることはなく、あとは“作業”の繰り返しです。なぜ3ヶ月でほぼマスターできるのでしょうか?
私が優秀だから?違います。
バイトの仕事は“マニュアル化”されているからです。マニュアルを覚えることは大学入試をくぐり抜けた大学生にとって難しくありません。
マニアル通りに働けば、怒られることもなく、ただ作業しているだけでお金が発生します。ある意味こんなに簡単にお金をもらえることなんてそうそうないでしょう。
受験勉強なんて苦しいだけでご褒美をもらえませんでした。しかしバイトの作業はそこまで苦しくないのにご褒美をもらえます。
数時間働けば、欲しかったゲームを買えるし、欲しかった服も買えるし、何なら彼女にプレゼントだって買えちゃいます。
受験勉強がアホらしくなっちゃうぐらいに、我慢する対価があるのです。
そして労働者脳へと
そんな生活を続けていると、『労働者脳』と呼ばれる脳みそになっちゃいます。誰かの言うことを聞いて、自分がしたくもない仕事をして、我慢していればお金という対価がもらえる。そんなことに慣れきっちゃうのです。
私がラッキーだったのはここに気がつけたからです。
「こんなこと続けてて意味があるの?」って。
大学生になってある程度バイトでお金が稼げるようなったら、逆に「稼いだ分をそんなに使いたくない!」という持ち前の貧乏性が徐々に顕著になってきました。最初のうちは「稼いだ分だけ使うのが善!」と、誰かが言ってた言葉を真に受けて、いろいろと無駄なことに出費していました。(お酒代がほとんど^^;)
でも徐々に、「これってどうなんだろうー」って思ってきたりしました。それに、欲しいものがそんなになかったんですね。
ゲームも大学生になってからやらなくなったし、服に毎月お金をかけるのもったいないですし、2年も付き合えば彼女にプレゼントあげなくてもいいかなーなんて思ってきたりもしましたし笑
稼いだお金を何に使うのか?
バイトでお金を稼ぐのはいいのですが、稼いでどうするの?という疑問が出てきたんですね。確かにお金を稼いでなにかに使うのは楽しいものです。
でもそれって消費が楽しいだけであって、なにかが欲しいってわけじゃないのかなあと思ってきました。そう考えるとなんのために稼ぐのだろう?みたいな哲学的な疑問が生じてきたわけです。
生活費を稼ぐためならバイトはやっておこう
私が言いたい事はバイトをやるなということではありません。生活費を稼ぐためなら簡単にお金を稼げるバイトをやったほうがいいです。(ここでいうバイトとは雇われる働き方の総称として使っております)
しかし、
生活に困ってないのに、何のためにバイトをする必要があるのか?
ということです。
バイトは所詮マニアル化されたものであり、あなたでなくても誰もができる仕事になります。そこで身に付く能力は大体限られています。
つまり、何が言いたいかと言うと、
バイトというものは自分の労働力を切り売りしてお金を得ているだけ
なのです。
労働者脳である限り、自分の人生を切り売りすることでしかお金を稼ぐことはできません。
そこに気がついた私は、
「どうやったらバイトや会社、つまりは組織に自分を切り売りせずに、お金を稼ぐことができるのだろう?」と考え始めました。この答えが出るまでに1年以上かかった気がします。
どうでしょうか?分かりますでしょうか?
脱労働者脳をするしかありません。つまり、経営者側の脳ミソをインストールするしかないんだなーという結論に至りました。(もちろんこれが全員に当てはまる答えというわけではないです。私の答えです。)
稼ぐ能力を身につけようと思ってから
自分に稼ぐ能力がないと気がついた
自分で言うのもなんですが、私は稼ぐ才能がありませんでした。これは私だけではなく、多くの日本人が無いと思います。
なぜかと言うと、学校教育で学ばないからです。 しかし、何らかのきっかけで稼ぐ才能を見出す人たちがいます。
私的に言わせてもらえば、その人たちは例外中の例外でして、超人だと思います。うまく今の社会に適合できる人達なんですね。
例えば「この会社ではこれを売って利益を儲けるのがいいんだ」というのを真に受けて信じれちゃう人たちですね。銀行に勤める人、証券会社に勤める人、保険会社に勤める人、これは私の経験談ですが、そこで成績を残せる人たちは稼ぐ能力があります。
普通だったら「その金融商品を本当にその人に売った方がいいの?」と考えそうなところを全力でオススメできる人たちがいるんですわ。
もちろん金融系以外にもそういう強い人達はいます。本当にその人に300万円もする車売っていいの?本当にその人に30年の住宅ローンを組んでいいの?などなどです。
「消費者が望んでいるものを私たちは提供しているんだ!」といえば確かにその通りなんですけど、その通りに実行することって難しいと思うですよね。でもそれができる人たちがいるんです。
私はそういう人たちを見て強いなあと思うばかりです。私にはそれができませんでした。
なぜアフィリエイトをするのか?
私は自分が心から紹介できる商品を売りたいと思いました。ですから今、自分が紹介したい商品だけを取り扱うアフィリエイトみたいなものをやっています。(自分の商品も売っています)
そしてこういう生き方っていうのが、なかなかいいんじゃないかなと思いましてアフィリエイトのやり方なんかをサイトで書いています。
ただし、アフィリエイトに合う人・合わない人というのはいます。だから『副業=アフィリエイト』とは思わないでください。
アフィリエイトをやってみて自分に合わないなと思えばすぐに辞めてください。自分に合わないなーと思って見切りをつけることは正しい判断だと思います。
『せどり』でお金の感覚を勉強してみた
私がお金を稼ぐ能力を身につけようと思ったのは大学生の後半あたりです。
バイトで稼ぐ能力はありました。なぜならバイトはマニュアル通りに動けばいいので、そのマニュアルを覚える能力があったからです。
だから時給1000円程度を稼ぐことができていました。しかしバイトという組織を抜けて、個人でお金を稼ぐことができるのかどうか?と言われるとそういう能力は全くありませんでした。
そこで私は考えました。
どうやったら個人で稼ぐという感覚を身に付けられるだろうかと。
一番最初に目をつけたのが“せどり”というやつです。せどりというと、悪いイメージがあるかもしれませんが、これはビジネスの本質になります。
安く買って高く売るということは、この資本主義経済における基本中の基本なんですね。もちろん有名なアーティストのチケットを買い占めてそれを高値で売るというのは、せどりの中でも劣悪な部類かと思っています。
それが完全に悪だとは言いません。しかしそれは私のモラルに反するので私にはできませんでした。しかしそれができるということもビジネスをやる強さだと思います。
Amazonの倉庫を借りた
私はまずそこで Amazon の倉庫を借りるというとこから始めました。ちょうどそういうのが流行っていたんですね。
アマゾンの倉庫を借りて Amazon に商品の売買をやってもらうことを “FBA” と言ったりします。それをやっていました。
商品の見つけ方ですが、バーコードリーダーで値段の格差を瞬時に調べて、価格差があれば購入して、 Amazon に送るということを繰り返していました。
その作業というものは非常に面白くなかったです笑
お店に入って、店員さんの目を盗みながら商品にバーコードを当てます。その情報がスマホに送られ価格差を調べてくれます。
自分で商品を梱包し、ダンボールに詰めてアマゾンに送る送料代を差し引いて、利益になるものは購入し、 利益にならないものは購入しないというすごくシンプルなものです。
これはすごくつまらないものですが、私に色々なことを教えてくれました。商品を購入し、その商品をビニール袋で梱包し、壊れないようにダンボールに詰めて Amazon に送るという作業。
今までそんな作業したことなかったので新鮮なものでした。そしてこれがビジネスの基本なんだなぁということを学びました。
それでもアマゾンの手数料が高いのでヤフーオークションなども利用しました。自分で出品して、それが売れたら梱包して購入者に発送する。
そしてコメントなども丁寧に書いて低評価がつかないようにする。これも大きな学びとなりました。
でもつまらなかったです笑
今だったらメルカリというフリーマーケットのアプリがあるので、そちらでビジネスの基本が学べるかと思います。私だったらブログやアフィリエイトをする前にメルカリで物を売るという簡単な作業をしますね。
せどりが面白くなかったからブログ・アフィリエイトへ
そして次に目をつけたのかブログとアフィリエイトでした。なぜかと言うと、せどりというビジネスが私には面白くなかったからです。
せどりは簡単に利益を出すことができます。しかし、せどりを「一生続けたい!」と思うような仕事とは思えませんでした。
ブログ・アフィリエイトの魅力というものはインターネット上に自分のお店を持つことができるということです。通常、現実の世界に自分のお店を持つには、土地代・店舗代・電気代・人件費などなど膨大なお金がかかります。
それに対してインターネット上にお店を持つには、パソコン代と電気代とインターネット通信費とごくごく少ない人件費のみです。個人でやるなら年間に数万円もあれば十分です。
そしてリアル店舗だと営業時間は朝9時から夜の8時ぐらいまでですが、インターネット上にお店を構えると24時間自動で営業をしてくれます。これはなんともすごいものだなと衝撃を受け、大学4年生ぐらいからコツコツとインターネットの勉強をし、自分のサイトを構築し始めました。
当時はまだスマホが出るか出ないかの頃で、パソコンでインターネットをするのが当たり前の時代。そのためスマホ用のウェブサイトがほとんど存在しない頃でした。
いやー懐かしいです( ˘ω˘ )
インターネットでブログ・サイトを運営するということ
インターネットを使ってブログ・サイトを運営することは、すごくメリットがあると思います。一度素晴らしい文章を書けば何回でも人に読んでもらえますし、数年後も読んでもらえる可能性があります。
インターネットがない時代は、文章を書いてもその文章を日本中に届けようするならば、本にするしかありませんでした。本にするのもお金がかかりますし、出版社とやり取りをする必要があります。
出版社の目に止まるような素晴らしい文章を書けない個人にとっては、それはそれは難しいものです。しかし今や誰もが日本中の人に自分の言葉を届けることが可能になりました。
素晴らしい時代です。ですから私は未だにネット上に文章を書き、そこからいくばくかのお金を頂いております。
ブログ・サイトにこだわらなくていい
ブログ・アフィリエイトは素晴らしいなぁと思う次第であります。しかし言葉を書くのが苦手な人もいるでしょう。
そういう人は YouTube に動画をアップするのもいいですし、動画が恥ずかしいならば音声をアップするのもいいでしょう。
最近では V チューバーみたいなのも始まってますね。それにショールームといったサービスもあります。
個人が活躍できる時代です。
全国民フリーランス時代と言っても過言ではありません。会社だけからお金をもらうのではなく、自分で稼げる方法がたくさんあるというのは素晴らしいことではないでしょうか。
ですからアフィリエイト・ブログにこだわる必要はありません。色々試してみて自分がやりやすいものをやればいいです。。
インターネットでお金を稼ぐのが最も効率的かと思いますが、そういうものではなく、例えば自分でボロい不動産を買ってそれを自分で修復し家賃収入を得るという方法もあります。
そちらの方が堅実なビジネスと言えるかもしれません。アフィリエイトやブログというのは参入障壁が低いため、たくさんの人が入ってきますからね。
フリーランスマインドが人生を豊かにする
最後になりますが、お金を稼ぐ能力、そして自分で稼ぐ能力というのはこれからの時代ますます必要になってくると思います。そしてそういう能力があれば自分が所属している組織とも対等な存在でいることができます。
会社が無理難題を要求してきたら、「いつだってやめられるよ。だって自分で稼いでるんだもん。」と言える環境を作っておけば、精神安定的に働くことができるかと思います。
しかし、自分に稼ぐ能力がなければ会社に依存するしかなく、会社の言われるままに働くしかありません。そのことを表現を変えれば会社の奴隷と言えるでしょう。
奴隷的な働き方から脱出するためには能力を身につけるしかありません。その能力とは労働者としての能力を高めるのではなく、経営者・資産家・投資家・クリエイターなどの“人を動かせたり、カネを動かせたり、自分の商品を作れる存在”になるための能力です。
そしてそのために必要な能力の一つが“自分で稼ぐ能力”です。なんでもいいのでまずは自分で稼ぐということをやってみてください。
一番のおすすめがメルカリになります。売れやすいように価格に設定して、売れやすいように綺麗な写真を撮って、売れやすいように文章を作成して、出品して、売れたら低評価をもらわないためにも丁寧に梱包して、できるだけ早く発送する。
これだけでも最初はすごく緊張すると思います。
ですがこれがビジネスの基本中の基本。相手を喜ばせるためには、商品の説明をできるだけ丁寧に書き、商品の情報を偽ることなく正しい情報を記載し、丁寧に梱包し、できるだけ早く発送する。
この感覚をできるだけ早いうちから身につけておくのがいいかなと思います。当サイトではアフィリエイトを押していますが、“自分で稼ぐ”という感覚を身につけるためにも一番簡単で基本中の基本である“モノを売る”という作業を行ってみてください^^
おわりに
長い文章になりましたが読んでくださった方、ありがとうございます。
もしあなたが大学生ならば一刻も早く、『バイトで働く』ということに疑問を持ってください。
もしあなたが社会人ならば、会社での業務をこなしながら、毎日少しずつでいいので、『個人で稼ぐ能力』を身に付ける勉強をしてください。
それをするだけでもかなり大きな1歩になります。なぜかと言うと、ほとんどの人はバイトを続けること、会社で働き続けることに全く疑問を抱かないからです。なぜ疑問を抱かないかと言うと、学校教育に染まりきっているからです。
私たちは長い長い義務教育の中で
- 指導者の言うことを聞くこと
- 他の人と同じことをすること
- 和を乱さないこと
などを頭の中にインストールします。
ですから、疑問を抱かないことが普通なんです。疑問を持つことにメリットがないですからね^^;
だからこそ疑問を持ち、新たな一歩を踏み出すことは大きな一歩となります。
それにインターネットが発達したからといって、誰もが自分に有益な情報を得ようとはしません。YouTubeを毎日2時間くらい見る生活を永遠に続けるからです笑
この文章を最後まで読んでくれてるあなたはレアです笑
このままYouTubeばかり見続けないで、『個人で稼ぐ能力』を身に付けることを意識し、行動に移せば、いずれは月に数万円の副収入が入るようになるはずです。頑張ってみてください!
ちなみに私は月に1万円を超えるまでに3年ほどかかりました・・・。大学を卒業後、社会人として働きながらYouTubeを観てたからです笑
個人で稼ぎたいなら、休日返上で勉強&行動でっせ!!
それでは^^