検索順位チェックツールではRank TrackerやGRCが有名ですが、私は『SERPOSCOPE』を利用しております。なぜかというと無料だからです!そしてウィンドウズでもMacでも使える優れもの。
今まではウィンドウズでSERPOSCOPEを利用していたのですが、Macでも使ってみようと思いダウンロードしてみました。が、ウィンドウズよりちょこっとだけ設定がややこしいので戸惑ってしまいました^^;
そこでいろいろと調べて解決しましたので、それをまとめたいと思います。

無料っていい響きやね〜。

そうなんだ!ただ、英語なので設定に困っちゃうかも^^;
SERPOSCOPEのダウンロードと起動方法
SERPOSCOPEの公式サイトよりダウンロードができます。

下の方に行くと『jar(mac,other Linux…)とあるのでMacユーザーはそちらからダウンロードします。
ダウンロードするとダウンロードフォルダに『serposcope-ほにゃらら,jar』というファイルがダウンロードされております。ダブルクリックすると起動しますが、見た目上は何も変化がありません。ですが、ちゃんと起動しておりますのでご安心を。
SERPOSCOPEはJavaのバージョンが1.8以上が必要
SERPOSCOPEを利用するためにはJavaのバージョンが1.8以上である必要があります。

Javaのバージョンってどうやって確認するの?
- システム環境設定
- Java
- 一般タブ
- バージョン情報
で確認ができます。
下の画像を見ると分かりやすいと思います。
Javaのバージョンが古い場合は最新のバージョンを入手しましょう。こちらから入手できます↓↓↓
SERPOSCOPEを起動
SERPOSCOPEをダウンロードしJavaのバージョンが確認できれば、あとはSERPOSCOPEを起動させるだけです。ダブルクリックして起動させましょう。
SERPOSCOPEのアカウント設定
起動させたらSERPOSCOPEのアカウント登録をします。ブラウザを立ち上げて、アドレスバーに『http://127.0.0.1:7134』を入力してください。
入力するとアカウント登録画面が表示されますので、
- メールアドレス
- パスワード
を入力し『Login(ログイン)』をクリックします。
*もしアドレスバーに『http://127.0.0.1:7134』を入力しても画面が真っ白の場合は、Macを再起動してみてください。たぶん直るはずです。
次回から自動で『serposcope-ほにゃらら,jar』を起動させる方法
Macを再起動するたびにダウンロードした『serposcope-ほにゃらら,jar』をダブルクリックして起動させなければなりません。めんどくさいです。
ということで自動で起動させるように設定しましょう。
- システム環境設定
- ユーザーとグループ
- ログイン項目タブ
- serposcope.jarを追加
この設定をしておくとMac起動時に自動でserposcopeを起動してくれます。設定しておくと便利です。
SERPOSCOPEの初期設定
それではブラウザーでSERPOSCOPEを開き、ログイン後の初期設定についてみていきましょう。
初期設定は『ADMIN』をクリックします。
グーグルの設定
グーグルの設定からしていきます。ここでしておきたい設定は2つ。
- Pauseの設定
- トップレベルドメイン(TLD)の設定
それぞれみていきましょう。
Pauseの設定
Pauseはグーグルにリクエストを送った後の待ち時間(秒)になります。初期設定では『Min=5、Max=5』となっていますが、この設定でキーワードが多すぎると、グーグルに負荷をかけすぎてしまいアクセス制限を受けてしまうかもしれません。(基本的にグーグルは検索順位ツールは嫌い)
私はMin=60、Max=90にしております。その理由はというと、わいひら先生がそのように設定しているからです笑

トップレベルドメイン(TLD)の設定
初期設定ではアメリカのグーグル検索結果になっていますので、ここを日本の検索結果に指定します。
グーグルの設定でやっておきたい設定はこれくらいですので、Saveをクリックしましょう。
検索順位チェックの時間設定
時間設定しておくことで自動で検索順位をチェックしてくれます。
『GENERAL』をクリックします。
Cron timeの時間を設定しておくことで、自動で検索順位チェックを行う開始時間を設定できます。
GENERALの設定はこれくらいですので、『Save』をクリックします。
SERPOSCOPEの検索順位チェックの仕方
設定が終わったら解析したいキーワードを登録していきましょう。
グループの作成
『New group』をクリックし、新しいグループを作成します。
グループ名はなんでもいいので決めて、Saveをクリックします。
グループにwebサイトを追加する
Add websiteをクリックし、解析したいサイトを追加します。自分のサイトでもライバルのサイトでも登録することができます。
サイト名とURLを入力し、Saveをクリック。
日本語ドメインの場合は変換してから入力してください。こちらのサイトで日本語をローマ字に変換できます。

キーワードの登録
続いてキーワードの登録方法についてです。
『Add serch』をクリックします。
- キーワードを入力
- 検索順位を調べたいデバイスを選択
ができたらSaveをクリックします。
検索順位チェックの開始
サイトを登録しキーワードの設定もできたら、あとは検索順位チェックを開始するだけです。
『CHECK RANKS』をクリックします。
『Check all keywords』をクリックしたら検索順位チェックが開始されます。
検索順位チェックにエラーが出た場合は、『Recheck failed/new keywords』をクリックすれば続きから検索順位チェックが開始されます。
SERPOSCOPEのキーワード一括登録方法
SERPOSCOPEはキーワードが一括で登録できます。1つずつキーワードを登録するのはスーパーめんどくさいので、こちらの方法を知っておくと超便利になります^^
一括でキーワードを登録するには、『Add serch』から『Bulk import』をクリックします。
以下のように入力し『Save』をクリックすると一括でキーワード登録ができます。
モバイルとデスクトップを分けて一括登録したい場合
モバイルとデスクトップの検索順位を分けてキーワードを一括登録したい場合は、このように入力します。
『keyword,country-code,datecenter,device,local,custom』という感じです。具体的には下の画像の通り。
このようにして入力しSaveをクリックします。
こんな感じにデスクトップとモバイルで一括キーワード登録ができます。
おわりに
無料でここまでのサービスを提供してくれるSERPOSCOPEは神!是非とも利用しておきたいサービスですねぇ。「英語見たら頭痛くなる!」という以外の方は使ってみてもいいと思いますー。
まぁお金に余裕があるのであれば、普通に有料の検索順位チェックツールを使った方がいいですけれども笑
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