「記事を書くのが苦手・・・文章を書けない・・・」
とお悩みのあなた!
そんな考えは捨てちゃいましょう!

えー?でも下手な文章を書くと恥ずかしいじゃん・・・。

下手でもいいんよ!というかなにも文豪みたいな文章力は私たちには必要ないんだ。大切なことは“伝わること”だから!
そんなことを言いつつも、私も書くことにすごく苦戦しました^^;
だからこそ何冊も文章術の本を読みました。『文章術』とか『コピーライティング』とか『セールスレター』と名のつく本は手当たり次第にポチりました。
その結果、私が手にしたことをこのページではまとめていきます。
本を読むだけでは文章は上手くならない!
たくさん本を読んで悔しいぐらいに気がづいたことがあります。
本をたくさん読んでも綺麗な文章を書けるようにはならない
と。
錦織圭選手の試合の動画を見るだけでは、テニスが上手くならないのと一緒です。ラケットを持ってコートに立ち、ボールを打ち込む経験がないとテニスは上手くならないんです。
何回もボールをラケットで叩く事で気がつくことがあるんです。
- なぜコントロールがうまくできないのか
- なぜサーブがうまく入らないのか
- なぜ苦手なボールがあるのか
- なぜ毎回同じミスをしてしまうのか
などなど。
自分の弱点に気がつき、その対策のために本を読んだり動画を見たりしなければ意味がないんですね。
文章書かずに、どれだけたくさんのライティングの本を読んでも意味がありません。「へー」で終わってしまうんです。
これは勉強とも似ています。塾の先生の話を聞くだけでは、成績はアップしないんです。
自分で問題を解かない限り点数は伸びないんです。
参考にした本
私が参考にした本を紹介したいと思います。
文章が上手くなる方法でもっとも効率が良い方法は、
誰かに添削してもらうこと
でしょう。
でもなかなか添削はお願いできません。だとしたら、自分で書いて、自分で添削していくしかないんです。
記事を書いていたら、「なんかここの表現、もうちょっとうまくできないかなぁ・・・」と思うところが必ず出てきます。それをメモしておきます。
そしてライティングの本を読んでいると、その文章をうまく直せそうなテクニックに出会うことができます。そこが文章のレベルアップの瞬間なのです。
これの繰り返しで文章は上手くなっていきます。(センスある人は知らない)
ここで紹介する本をただ読むだけでは絶対に文章が上手くなりません。文章をたくさん書いた後この本を読めば、気がつかされる点に出会えるはずです。
誰にその記事を書くのか?を明確にする
ネットで検索して自分のサイトに訪れてくれる人は、ほぼ一見さんになります。一見さんは「あ、読みやすいな」と思えば記事を見てくれますし、「読みづらいな」と思えばすぐに戻るボタンを押します。

そうやねー。自分もそうだもん。読みづらいな、と思えばすぐに他のサイトに行くわ。
そんな一言さんに記事を読んでもらうためにはどうすれば良いのか?
そのためには一見さんの性質を知っておかなければなりません。
サイト訪問者は、なぜ自分のサイトを訪れたのでしょうか?
たまたまネットサーフィンをしていたらたどり着いたのでしょうか?
サイト訪問者は明確な意思を持ってサイトに訪れています。つまり調べたい事があるからGoogleに検索キーワード入れて検索し、「この記事なら私の疑問を解決してくれそうだな」と思うタイトルを判断し、クリック(タップ)をするのです。
そしてサイトを訪問すると、すぐに訪問者はチェックを開始します。
「この記事は本当に私が目的としている内容を書いているのだろうか?」と。
そのチェックは数秒で行われます。ここで突き刺さる文章を書けていなかったら、すぐに戻るボタン行きです。
数秒の間に突き刺さる文章を書くためにはどうしたらいいのでしょうか?
「あなたのお悩みはこれじゃないですか?このページではそのような悩みを解決する方法について書いています。」
と、ポンっと肩をたたくようにすれば、後半の文章も読んでもらえるのです。

なるほど!つまり、訪問者の悩みを解決するような文章を書いていけばいいのか!

簡単に言っちゃうとそうだね!もちろんイロイロな記事を書いてもいいんだけど、『書きやすさ&収益化のしやすさ』でいうと、悩みを解決する記事がいいと思うよ!
ペルソナ分析
「こーゆー悩みを持っているだろうなぁ」と分析する手法を『ペルソナ分析』と言います。
ペルソナ分析は具体的であればあるほどいいです。
例えば、
- 大学生
- 男
- 就活の悩み
という漠然とした感じではなく、
- 大学生
- 男
- 就活の悩み
- 地方に住んでいる
- 実家から大学に通う
- 大学の成績は悪い
- 彼女ができたことない
- 居酒屋でバイト
など、できるだけ具体化します。
具体化することによって、その人物の行動が想像しやすくなります。
そして、その人が
- なにに悩んでいるのか?
- なぜ悩んでいるのか?
- どういうキーワードをちりばめて文章を書けば響きそうか
- 悩みをどう解決したいのか
の分析が可能になります。

頭では理解できるけど、難しいねー。

ペルソナ分析が苦手って人も多いね。苦手な人は身近な人を見ればいいんだ。身近な人がどんなことに悩んでいるのか?を考える癖をつけておいたら、記事のネタに困ることも少なくなるよ。

そっか。身近な人でいいんだ。

あと私は買い物に出かけた時にお店の店員さんと話すようにしてるよ。かっこよく言えば市場調査ってやつだけど、私としてはそんな気がなく気楽に喋る感じ。「こんな人もいるんだなー」ということが分かれば大収穫さ!
なぜ自分が記事を書くのか?
記事を書く上で『なぜ自分が書くのか?』を意識することはとても大切になります。
なぜかというと、サイト訪問者としては「なぜ、あなたがその悩みを記事にしているの?」と疑問が浮かぶからです。
同じ悩みを持っているからこそ共感が生まれます。しかし同じ悩みを共有していない人が記事を書いていたら、相当なテクニックしない限りうすっぺらい文章になってしまいます。
なぜ自分が記事を書く資格があるのか?
なぜ自分が記事を書くのか?と同じくらい必要な考えに、『なぜ自分がその記事を書く資格があるのか?』を考えなくてはなりません。
悩みを解決する記事を書こうとしているのに、自分がその悩みを解決できていないのであればその記事を書く資格がありません。そんな記事を書こうものなら、読者を欺くばかりか、自分をも欺いていることになります。
つまりそれは詐欺師の道ということです。
なぜ自分がその記事を書くのか?なぜ自分がその記事を書けるのか?
記事を書く際は、この2点をしっかり押さえてください。
記事のタイトルの決め方
基本的に記事のタイトルを決めるのは、『その記事の文章を全て書き終わってから決める』のが良いかと思います。文章の内容を抽象化して、最も伝えたいことをタイトルにしましょう。
タイトルを決める際に、いくつかポイントがありますので以下にそれを書いていきます。
SEOを意識してキーワードを入れる
文章内で伝えている大切なキーワードはタイトルに組み込みましょう。
例えばiPhoneの記事を書いているのにタイトルにiPhoneと言うキーワードがなかったら、検索している人は多分その記事をクリック(タップ)しません。
また、タイトルにキーワードを入れることはSEO的にもGoodです。SEOというのは検索エンジン最適化のことです。要はGoogleに気に入られるようにするってことですな。
Google「お、この記事はタイトルにiPhoneって入ってるやん!つまりこの記事の内容はiPhoneについて書かれてるってことだな!」
タイトルにキーワードを入れることで、Google先生に「こういう内容の記事を書いてますよー」と伝えやすくなるんですね。
タイトルの文字数は30文字前後にすること
タイトルの文字数は長すぎても短すぎてもダメです。30文字前後に仕上げて下さい。

なんで30文字なの?

Google先生が表示するのが30文字程度だからだよー。

ここでもGoogle先生依存なのか。

そう・・・。悲しいことにブロガー・アフィリエイターはGoogle依存なんだ^^;
ということで、30文字程度で思わずクリック(タップ)しやすくなるタイトルをつけてみてください。
読みやすい文章にする方法
難しい言葉は使わない
難しい言葉や専門用語を使うとかっこよく感じるのですが、それは自己満足です。サイト訪問者を第一優先に考えると、分かりやすい言葉を使ってください。
ただし・・・ただしですよ、“あえて難解な言葉を使う”というのもありです。
あえて難しい言葉を使うことによってサイト訪問者を選別することも可能になります。というのも、優しい言葉ばかりを使えば、“そーゆー人たち”が集まってしまうんです。
アフィリエイターなら優しい言葉ばかり使うべきですが、ブロガーなら・・・迷うところですね。
自分のブログをどういったものにしたいか?を考えて言葉を選ぶほうがいいかと思います。ブランディングってやつですね。
とりあえず最初は簡単な言葉だけを使うようにしましょう!
指示語はできるだけ減らす
「それ」とか「これ」とか「あれ」などの指示語はできるだけ少なくしましょう。
何故かと言うと、基本的にサイト訪問者はあなたが書いた文章をじっくりと読みません。飛ばし読みをします。
私たちがどれだけ言葉に気をつけ丁寧に文章書いたとしても、飛ばし読みされます。飛ばし読みされるという事は「それ」とか「これ」などの指示語が多いと読みづらい文章になってしまうんですね。
そうなると『戻るボタン』をクリック(タップ)されます^^;

飛ばし読み前提で文章を書かなければならないのか。

そうなんだ。私たちは作家じゃないんだ。ネットに文字を書くのであれば飛ばし読み前提にしなくちゃいけないんよ。
飛ばし読み前提なのだから主語も意識して入れよう
私たち日本人は主語をあまり意識しません。主語がなくても伝わる言語体系なんですね。
ですが、ネットで文章を書く場合は主語を意識したほうがいいです。先ほども書いた通り、飛ばし読み前提なので、主語をハッキリしておかないと分かりづらくなっちゃうんですね。
もちろん主語が多すぎでもくどい文章になってしまうので。ここはバランスが難しいところです。
3つの文章構成
読みやすい記事にするためには3つの構成を意識して書いたほうがいいです。
- リード文:サイト訪問者が数秒で判断する文
- 本文
- まとめ:内容を締めくくる部分
リード文でサイト訪問者を惹きつけよう
リード文はサイト訪問者が最初に目にする文章になります。ここで「つまらない」と思われてしまってはすぐに戻るボタンを押されてしまいます。
リード文でサイト訪問者を惹きつけるためには2つを意識してください。
- この記事は何が書いてあるのか?
- この記事を読むとなんのメリットがあるのか?
の2つです。
極端に言ってしまえば、
「肌の乾燥に悩んでるって?この記事を読めば肌の乾燥の3つのタイプと、それにあった保湿方法を知ることができるよー」
という文にしてあげればOKです。(実際に書くときはもう少し丁寧な文章にしてください笑)
本文では根拠を提示すること
リード文でサイト訪問者を惹きつけれたら、ようやく本文を読んでもらえます。
本文で大切なことは、
内容の根拠を提示すること
です。
つまり、「それってなんで?」について理由を書かなくてはなりません。
例えば、「乾燥肌にはこの成分が効きます!」と書いても、サイト訪問者もバカじゃありません。
「なんでその成分が効くんだよ!!」の理由が欲しくなるんですね。
理由が書いてない内容だと、「うさんくせー。どうせ変な商品を売りつけられるやで!」と思って戻るボタンを押されます。

そうかー!胡散臭い文章って根拠がないからなんだ!

商品ゴリ押しのサイトがあるけど、ちょっと気持ち悪いよね。
本文では「これでもか!」というくらいに根拠を書いてください。
まとめで整理
まとめを書くことによって、文章に何が書いてあったかがわかりやすくなります。これもサイト訪問者のためですね。
そして自分が紹介したい商品があれば、ここで必ず紹介してください。本文が突き刺されば、すんなりと商品成約につなげることができます。
本文を読みやすくするための3つの装飾
内容が良くても読みづらい文章であれば戻るボタンを押されてしまいます。例えば1つも開業がない文章は読みづらい典型です。
文字に色をつけよう!
読みやすい文章にするには文字に色をつけてあげてください。
私の場合ですが、
- 重要なところには青いマーカー
- 重要なキーワードには太字
- スッゲー重要なところには青いマーカー+太字
- 気をつけたいところは赤文字
- スッゲー気をつけたい文字は赤文字+太字
にしています。
やろうと思えばもっと色分けも可能なのですが、装飾に時間をかけすぎるのが嫌なので私はこれぐらいにしています笑
色分けによってさらに読みやすい文章に仕上げることも可能なはずです。それは色々と考えてみてください。
見出しをつけよう!
見出しがあると読みやすくなります。見出しとは(h2)、(h3)、(h4)のことです。

ん?よくわからない?

下の画像みたいなのが見出しだよ!私が利用しているワードプレスのテーマは見出しを目次にして表示してくれるんだ。
それに加えて見出しはSEO的にもGoodです。グーグル先生に「この記事はこういう構成で書いていますー」と伝えてあげるんですなー。

ただ・・・私は見出しが苦手です笑

なんで苦手なの?

うーん、なんとなく。例えば、新聞にも見出しがあるでしょ?でもその見出しってなんだか誇張しているような気がして好きじゃないんだなー。

なるほどねー。

それと同様に、タイトルをつけるのも苦手なんだよね。誇張してる感じがして^^;
画像を入れる
画像があるとより記事が読みやすくなります。
見出しの下に画像を入れる場合が多いですねー。記事内容に沿った画像を選んで貼り付けましょう。
「フリー 画像」で検索すると自由に使える画像がたくさん出てきます。ありがたいことです。

文字だらけの記事って読みづらいもんね。

そうなんだよね。昔の私は画像なんか入れずに文字だらけにしてたわ^^;
おわりに
私がこれまで溜め込んだ文章術の大枠をまとめました。
こんなことを書いていてなんですが、
正しい文章
というものはありません。
人それぞれですからね^^;
全員に響く文章なんてのは存在しないのです。
だから私たちが書ける響く文章とは『過去の自分』に向けたものなのかなーと思います。
とりあえず『昔の自分だったらこの文章に惹きつけられる!』というものを目指して書いていけばいいと思います^^