利用して8年目となるエックスサーバー。ですがこの度、コノハウィングに乗り換えてみることにしました。その理由は以下の3点↓
- 複数年契約だとコノハウィングが安い
- コノハウィングの方がエックスサーバーより速いらしい
- サーバーの移行を一度経験してみたかった
というのが主な理由です。
エックスサーバーからコノハウィングに移行してみての感想を先に書いておきますと↓
- コノハウィング契約からのワードプレスインストールはめちゃくちゃ簡単だった(5分でできた)
- サイトの表示速度は正直そこまで速くならなかった
- サーバー移行は思った以上に簡単だった
という感じです。では以下にもう少し具体的に、エックスサーバーからコノハウィングへの移行について書いていきます。
1. コノハウィングのサーバーの契約の仕方
まずはコノハウィングのサイトに飛びましょう。
>ConoHa WINGの公式サイトはこちらサイトに飛んだら、コノハウィングのアカウントを作っていきます。
1.1. 料金タイプ、契約期間、プランを決める
アカウントを作ったら料金タイプ、契約期間、プランを決めていきます。98%の人はWINGパックの一番安いプラン(ベーシック)を選んでおけばOKです。契約期間ですが、私は長いことサイトを運営してきましたし、これからも運営していくので最長の3年を選びました。(契約期間が長いほど割安になります。)
1.2. 初期ドメインとサーバー名を決める
続いて、初期ドメインとサーバー名を決めていきます。初期ドメインは、これからつくるサイトとはなんの関係もないので適当に決めてください。サーバー名はいじらなくてOKなので、そのままにしておきましょう。
1.3. WordPressかんたんセットアップを利用する
コノハウィングではWordPressの設定がめちゃくちゃ簡単にできます。普通だったら、『ドメインを取って、ドメインとサーバーを紐付けて、WordPressをインストールする』というのが必要なのですが、コノハウィングだとこれが一括でできてしまいます。素晴らしい。
『WordPressかんたんセットアップ』を『利用する』にして、以下の6項目を埋めていきます↓
- 作成サイト名
- 作成サイト用新規ドメイン(comのままでOK)
- WordPressユーザー名
- WordPressパスワード
- WordPressテーマ(CocoonでOK)
サイト名は後からでも変更できますが、ドメインは変えられません。ですからドメインはしっかりと考えましょう。たぶんここで一番時間を使うはずです笑
WordPressユーザー名とパスワードは、WordPressにログインするときに使うので、忘れないようにメモしておきましょう。
1.4. 住所やクレジットカード情報を入力
あとは契約するために個人情報を入力していきます。最後に決済情報を打ち込み、完了です。
契約後、登録したメールアドレスに3通ほどメールが届きますので、一応ご確認を。(申し込み確認メール、ドメイン取得完了メール、料金支払いの確認メール、の3通が届くはずです)
以上で、サイト運営に必要な、サーバー、ドメイン、ワードプレスが揃いました。サイト名とドメイン名を迷わなければ10分もかからずに設定できたはずです。このお手軽さはすごい。
1.5. サイトの独自SSLも自動で設定してくれる
コノハウィングはサイトの独自SSL設定も自動でやってくれます。独自SSLとは通信を暗号化する技術のことで、サイト訪問者の情報漏洩を守ってくれます。
Googleさんは「サイト運営者は独自SSL設定しろよな!しないと上位表示しないから!」と言っており、独自SSLの設定はサイトを運営する身からすると必須の設定なのです。それを自動でやってくれるなんて、コノハウィングは超便利です。
1.6. 30分くらいしたらサイトにアクセスしてみよう
WordPressのインストール、独自SSLの設定には少々時間がかかりますので、30分ほど待ってください。コーヒーブレイクですね。
時間が経ったら、コノハウィングのマイメニューから、サイト管理→サイト設定→自分のURLをクリックして、自分のサイトができあがったかを見に行きましょう。(言うまでもないことですが、自分のサイトはブックマークしておきましょう)
2. エックスサーバーからコノハウィングへ移行する方法
では本題の、エックスサーバーからコノハウィングへの移行方法についてです。
移行方法については多くのサイトが解説していますが、コノハウィング公式サイトも解説しており、個人的には本家が一番分かりやすかったです。
2.1. ドメインをコノハウィングに追加
まずは移行したいサイトのドメインを、コノハウィングに追加していきます。
- コントロールパネルへログインする
- 上部メニューの『WING』をクリックする
- 左メニューの『サーバー管理』を選ぶ
- 『ドメイン』をクリックする
- 右上の『+ドメイン』をクリックする
- 『新規ドメインを追加』を選択し、ドメイン名を入力する
- 『保存を』クリックする
これで第一ステップは完了です。
2.2. WordPressかんたん移行を利用する
続いて、エックスサーバーにあるWordPressのデータを、コノハウィングに移行していきます。
*私はここで初手を間違えてしまいました。必ず移行したいドメインに切り替えてから作業を始めてください。
2.3. ネームサーバーを切り替える
移行が終わったらネームサーバーを切り替えていきます。ドメインに「おーい、サーバーを変えましたぜー」と伝える作業ですね。
使っているドメイン業者のサイトに行き、『ネームサーバー設定』なるものをクリックします。すると、エックスサーバー利用者なら以下のようになっているはずです↓
これを全部削除して、コノハウィングのネームサーバーに切り替えます↓
文字にすると↓
- ネームサーバ1:ns-a1.conoha.io
- ネームサーバ2:ns-a2.conoha.io
- ネームサーバ3:ns-a3.conoha.io
あとは切り替えが終わるまで数日待ちます。(瞬時に全てが切り替わるわけではないから)
aguseというサイトを利用すれば使っているサーバーが分かります↓
おわりに:4サイト中、1サイトがエラーが出た
私は4サイトを運営していて全部をコノハウィングに乗り換えることにしていたのですが、1つでエラーが出てしまいました。もう8年ほど運営しているサイトでして、4サイトの中では一番古いものです。運営が長いということで、記事数は1000を超えます。それが原因なのか、エラーが出ました😱
移行代行を使うしかないですかねー。それか、そのままエックスサーバーを使うか…迷いどころです。コノハウィングを使ってみると、正直なところそこまでサイトの表示速度は高速化されていないことがわかりました。やはり利用者が増えたからなのか、昔ほどの恩恵はないっぽいですね。というわけで、エックスサーバー利用者が無理してコノハウィングに移行する必要性はないかと。
サイトを初めて作る方は、簡単なのでおすすめできます。参考までに。それでは!
>ConoHa WINGの公式サイトはこちら
コメント